Lee’s Words 李国秀オフィシャルブログ

最新記事

ロシアW杯は驚きの大会だった……日本サッカー、日本社会に足りなかったものとは

ロシアW杯は驚きの大会だった……日本サッカー、日本社会に足りなかったものとは

───W杯は終わってしまいました。決勝戦はご覧になっていましたか? 観ていましたよ。神奈川新聞に寄稿する仕事がありましたし。 勝利至上主義的な価値観からは勝ったフランスを称えるべきなのかもしれませんが、それだけではないだろうというのが私の見方で。 ───神奈川新聞にはクロアチアの方が見習うべきプレーは多かったと書いてい...
西野監督はベルギー戦を後悔し続けるだろう、人生最後の日まで

西野監督はベルギー戦を後悔し続けるだろう、人生最後の日まで

───日本代表はベルギー戦で敗れ、2018年のW杯はベスト16で敗退しました。勝てた試合のように見えましたが。 どの試合も勝てるし、そして負けるし。質問の意図がはっきりしませんが、「2得点を先制しながら、それを生かせなかった試合」と言えば、あの試合で起こったことがより明確になると思います。 日本代表の現実的な目標はステ...
西野監督にはもっと堂々としてほしい……語り継がれるポーランド戦、時間稼ぎと石塚啓次

西野監督にはもっと堂々としてほしい……語り継がれるポーランド戦、時間稼ぎと石塚啓次

───W杯も決勝トーナメントが始まりいよいよ佳境です。予想もしないことが次々と起こっていて、さまざまな議論が交わされています。 あるサッカー関係者に「李さん、ブログでは褒めたほうがいいですよ」と言われましてね。 たとえば選手やテレビの解説者を批評するときも、「○○君は素晴らしい!でも、ここは~」という形で記していけば、...
あえて言おう、日本はセネガルに負けるだろうと……コロンビア戦とFIFAからのメッセージについて

あえて言おう、日本はセネガルに負けるだろうと……コロンビア戦とFIFAからのメッセージについて

───W杯が始まり1週間以上が経ち、すでにさまざまなことが起こりました。優勝候補のアルゼンチンがクロアチアに3-0で敗れるというショッキングな結果も出ています。 アルゼンチンの話をすると、基本的にアルゼンチンはパスゲームができない。ブラジルはパスゲームをしてくるチームですけれども。 メッシが所属しているバルセロナはパス...
「西野さんには従えない」と言う選手がなぜいない?……スポーツで正義を実現する必要性について

「西野さんには従えない」と言う選手がなぜいない?……スポーツで正義を実現する必要性について

───前回の記事はそこそこの反響がありました。4万PV弱、つまり3万数千人に見ていただいたと。 それは多いの? 少ないの? ───多いですね。4年間休止していたブログにしては健闘したほうでは。 なにかコメントしている人はいましたか? ───SNSでは「おもしろい」「考えさせられる」といった類のコメントが多かったですね。...
李国秀は死んだ……日本代表監督、そして桐蔭学園での3年間について

李国秀は死んだ……日本代表監督、そして桐蔭学園での3年間について

【日本代表について】 ───このブログを最後に更新したのが2014年。実に4年ぶりの更新となります。その間、いろいろなことがありました。日本代表もザッケローニ、アギーレ、ハリルホジッチから西野朗氏と、3回の監督交代がありました。まずはハリル解任と聞いて、どう思われましたか。 驚きましたよね。こんな簡単に代わってしまうの...
「中学3年生の小野伸二には1億円の価値があった」 W杯で惨敗した日本代表に足りなかったものとは

「中学3年生の小野伸二には1億円の価値があった」 W杯で惨敗した日本代表に足りなかったものとは

───ブラジルW杯で日本は敗退してしまいました。ご覧になってどうでしたか? どうもこうもないですよね。見た通りじゃないですか? ───そこをなんとか。日本戦の前後にはYOMIURI ONLINEにも寄稿されていましたね。 日本戦に関して言えば、読売新聞に書いた通りですよ。 (関連リンク:コートジボワール戦展望、コートジ...
浦和レッズサポーターの人種差別問題について 神奈川新聞「紙面拝見」コーナー4月13日掲載

浦和レッズサポーターの人種差別問題について 神奈川新聞「紙面拝見」コーナー4月13日掲載

私はサッカーを通して世界30カ国を旅することができた。ふらちにも22カ国でゴルフもプレーさせていただいた。北はフィンランド、スコットランド、イタリア、ドイツなど、南はニューカレドニア、オーストラリアなどだ。 ゴルフ場を訪ねるのは、もちろんゴルフのプレーが好きだからだが、そこで得たものは、スキルでははく、マナーとエチケッ...
李国秀は「プロ選手になりたい」と言う中学生をどのようにしつけ、指導していくのか?

李国秀は「プロ選手になりたい」と言う中学生をどのようにしつけ、指導していくのか?

  ───今回は李さんが経営されているLJサッカーパークのジュニアユースチームについてお伺いします。 LJサッカーパークを開設した目的は、「サッカーで町内会を作ろう」「3世代が集う空間を作ろう」ということですから、その理念の中で中学生にサッカーを教えているということですね。 ───LJジュニアユースとこれまで...
Return Top